帽子とノスタルジックなアジア雑貨のお店 ドーナッツトーキング
AERAやラジオ番組でも紹介されている絵本
「Wauschwitz」 ワウシュビッツ
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http://www.sena03.com/wau/index.html
この作品に限らず、どの絵本のストーリーも概要にするのは
わたしにはとても難しいことです。
文章だけでなく絵をみて読み取ることがたくさんあるものだから。
ですので、是非手にとって読んでいただきたいなと。
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この本のテーマのひとつがamazonの本内容の一説
なんだか僕はこわかった。なにかがすこし変だった。僕は心細くなってないてみた。
ちいさな声でないてみる。もう一度だっこして、おりこうにするから。
おしっこも覚えるし、かんだりしないし、静かにしてるし、みんなともなかよくする。
いいこにするから、ぜったいするから。
人間のワガママで、たくさんの動物たちの心を奪っている現状を、
やさしくもズッシリと教えてくれる絵本。
ペットの殺処分であることは間違いありません。
命を売り買いすること、そこに付随する色々なこと。
文は吉川愛歩、絵を手がけたのは矢原由布子。
矢原由布子さんは
ドーナッツトーキングでもポストカードやカレンダー(売り切れですが)を取り扱いさせてもらっているuco。
わたしは彼女の透明感・浮遊感のある絵がすきです。
「wauschwitz」のテーマの重さと相反するようなその絵からこころに届くもの
少なからずあるんではないかと思います。
ナチスの強制収容所・アウシュビッツにかけた題名に
ひっかかるところもあります。
最大公約数の残虐非道なことの代名詞として掲げてあるんだろうけれど、
加害者であること・悲しい事実をそれに表するのは
何かがおざなりになっていると感じたのも事実。
しかしそれを失してもなお得るものが多い絵本だと思います。
是非読んでほしいです。
傍観者であること、観ようとしないことは加害者である
とわたしは思ったりもします。
その大上段に構えた(上から目線な)自分の考えに嫌気が差すときもある。
でも傍観者にすぎないとき、行動できないときに
こころが痛くならない人にはなりたくない。
想像力(思いやるちから)のない人にはなりたくないな。
なんて思いました。
doughnut talking
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