鼻息荒めです

昨日は家人に店番をお願いして、
神戸に行ってきました。
なぜかというと・・・小沢健二のライブに行くため。
姫路に住む友だちと落ちあい、楽しい時間を過ごしてきました。
ふふふ。2列目という名の最前列で。
 

 

人気のある歌手で、
「聴く人それぞれに思い出や大きな思い入れを持っているんだろうな。」
と思わさせられるほどわたしの同世代には大きな存在感を持つ人。
例外なくわたしにとっても、やっぱりそうなのです。

誰かを好きになることで生まれる大きな喜びや
むやみやたらな全能感。
うつろいでゆく自分の気持ちを見つめることの切なさ。
戻ることのできない日の悲しい美しさ、
それでもやっぱり誰かと分かり合いたいと願う気持ち。
美しいメロディにそれらがのると、祝福したくなる。

アルバムで聴くことのできる、高揚感あふれるストリングアレンジやホーンのかっこよさ。
時代もありますが、中高生だったわたしを参らせるには充分でした。
胸をキュンとさせるブリッジのはさみ方やコード進行。
特にそのブリッジは脳に刷り込まれたと言っても過言ではありません。
（「さよならなんて云えないよ」「今夜はブギーバック」「暗闇から手を伸ばせ」は特に！）

 

まぁ鼻息溢れるわたしの思い入れはさておいても
とても楽しいライブでした。
わたしは昔の小沢健二を再現するのを観たかったわけでなく、
今の彼から出てくる音を聴きたかったので、
とってもとっても楽しみました。
終演後も興奮と語彙の乏しさから
「ちょうさいこう。」「おわってしもたなー」ぐらいしか口をついてこず、
友だちも「かわいかった」の連発。
ふふふふふ。


Ｔシャツを買うことできなかったのが心残りでしたが、
また京都のライブに行くので心して並んでみようと思います。

doughnut  talking