無題

昨日はぽかぽか陽気で、とてもしあわせでした。
あったかいとわたしはとてもうれしい。
こんなふうに
東北で大きな地震がおきたあとも
ここ大阪では不便のない生活を営めているし、
情報も偏りつつもあるにはある。
良かれ悪しかれ、
科（化）学の粋を集めたうえに成り立った生活で
その恩恵を享受してわたしは育ってきたなと実感する日々です。
知り合いや友達たちとおしゃべりしていると
「いまターニングポイントなのかもしれない」
そう思うことが多々あります。

これからできることはなんだろうと考える。
粛々と自分の生活をおこなうこともひとつなんだろうけれど、
やっぱり性格上粛々とはしていられない。
感情的に取り乱すべきとはちっとも思っていないし、
ブレのない姿勢を貫くのはすごくちからがいるということも知っている。
でも粛々という名前の無関心を目の当たりにすると
こころがもやもやする。
でもそのもやもやを吐き出すことは、なんだか違うと思う。
何かを批判しても、わたしが正しいことにはならない。
これが悪いと言うよりも、あれがいいよと言える大人になりたい。
でもそのもやもやを抱えたり、グレーな気持ちを自分で消化できるほどの度量を
わたしは持っているかなとも考える。
まだいっぱしのそういう度量はもってへんなぁと
やっぱり思う。
それでも自分の選択に責任をもち、
それが間違っていたなら「ごめんなさい」ってすぐに謝れる自分でいたいと思う。
そしてそれを償う方法をいっしょうけんめい考えられる大人になりたい。
大きな代償をはらったうえで経済的に豊かに暮らしたものができるせめてものこと
をもぞもぞとながら、考えています。


原子力発電について情報が少ないと怒りの声をきくことがあります。
もちろんそうかもしれません。
昔から関心はあったけれど、自分のせいやわとわたしは思いました。
需要が大きければ供給のバランスも増えていたはず。
やっぱり情報はタダではないと思うし、
知りたいのなら調べたり、人に尋ねるのがいいなぁと。
日本のメディアは情報を統制していると言うのなら、
海外のメディアの情報を辞書を借りたり買ったりして
ひきながら読めばいいと思う。
社会情勢や科学にくわしい人に話をきけばいいと思う。
もっともっと知りたい人は自分の目で。
そして自分なりのフラットな目線を養って、
色んな選択をするといいんちゃうかなと。
小さく手を広げて手に入らないと言うより、
自分なりの手間をかけて自分にそぐうものを持ちたいな
と思います。


うえに書いていることはたいがい自分についてのことです。
けれど誰かに語りかけるとしたなら、
批判だけじゃない、これからのことについておしゃべりしようやぁ
そういうことやと思います。